人と仲直りするとき。感謝と謝罪のワーク
仲直りしたいときは<感謝>と<謝罪>
人間関係には「近づく」「離れる」この二つしかない。間が大切。遠すぎると離れて疎遠になってしまうし、近づきすぎるとおせっかいになる。絶妙な距離感が必要で、永遠に重なることはない。それぞれ自立した人間
まずはコンチクショウ、毒を吐き出す。
人と仲直りするときに必要のは<謝罪>と<感謝>をつたえること。ただし、これをする前に自分の中にある本音【コンチクショウ】を紙に書き出して、燃焼させる必要がある。明確にするだけ、本音に気づくだけでいい。
この部分をすっとばすと、ただの良い子ちゃんにしかならないし、さらなる抑圧感情を生む。まず感情解放が一番大切な部分。
(実際に燃やすもいいし、びりびりにやぶいて捨てるもいい。安全な方法でお好きにどうぞ。)
本音をだしたら、出てきた感情をそのまま<感じる・出す>こと
ブッコロスとか、死ねばいいのにとか消えて無くなれ、コンチクショウを吐き出していい。言ってはいけない言葉も、言霊も存在しないからまずネガティブを出し切る。
本当はこう言ってほしかった、とかなんで○○してくれなかったんだよ!とかくだらない依存系の言葉でも書き出す。紙に書いて見えるようにすると、ああ、シンプルに自分がさみしかったんだ、という気づきも訪れる。
くれぐれも、この毒の取り扱いに注意。
これは相手に伝える必要が無い。伝えなくていいし、伝えてはいけない。(伝えたいのならそれも良いけれど、大抵の場合はショックすぎて相手は受け入れられない。)うまくいって爆発を起こしたのちに深まる関係性もあるので、ぶつかり合いたい人はそれもよし。(パートナーなら、ちょっと話は別で毒もぶつけ合うのが大事、だがここでは割愛)
以前クライアントの中に、この方法を伝えたところ、書いたものを人に見られてトラブルになった・・・という過去の話をした人がいた。
余計なお世話かもしれないけれど、その管理と危機感の甘さが、人生全体に出ているとわたしには聞こえた。人が見たではなく、これは完全に人に見せるような場所に書いた自分の問題。仮に仕事であれば、大変なことになってるし、コンプライアンスとか分かっていないんだろうな・・・と瞬時にいけずなな人間の目線になった。
もちろん人のものを勝手に見る人も悪いのだけれど、人目につくような場所で書かないように・・・。管理に関しては、くれぐれも自分で注意してください。少なくとも人目につかない場所とか、家族にも見られたくないなら鍵付きの金庫にしまうとか、ノートや箱にいれるなどの管理は自己責任でね。
基本的にはホ・オポノポノ
「ありがとう、ごめんなさい、ゆるしてください、感謝します。」で知られるホ・オポノポノと同じ。これは人と仲直りするときの感謝・謝罪のワークと同じ。
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ただ、このありがとう、ごめんなさい、ゆるしてください、感謝しますだと毒だし要素が弱く、メンタルがマイナスの状態からスタートする(感情の抑圧状態にある人のこと)ケースにおいては、全然意味が無い。
まずはデトックス、毒だし。
ここを伝えてくれる人が、最近は増えてきたのでよかったな~と思うのだけれど、やっぱりまだまだ毒を愛していい、嫌わなくていいっていう発信をしている人必要みたいね。思っちゃいけない事なんてないし、嫌いなものは嫌いでいい。好きなものに理由が明確にないように、嫌いなものは嫌いという自分の本心のまま生きていい。
「そのまんま」でいい「ありのまま~」というのも、とらえ方によっては、ありのままなのにうまくいかないんです!という、また新たな悩みになりかねない。
毒を肯定せよ!という意味だったりこういうところは、アウトサイダーな人々の解説が一番わかりやすいです。
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