「愛されたい」は、弱音じゃない。こころの傷とからだの傷、一気に癒える話。
「愛されたい」は、弱音じゃない
先日あるグループカウンセリングの会に、参加してきました。(まさかの二度寝で寝坊、通常ではありえない現象です。苦笑)
遅刻しダッシュの道の途中、駅でベビーカーを担ぐお母さん発見。
とっさにかけた言葉は「大変ですね」でした。
あれ?なんであんな言葉を発したのかな・・・と思いつつ、自分の一日を振り返ったら、これは自分が、かけてほしかった言葉のようです。遅刻して大変だったもんなー笑
会議室に入った途端
初参加のその会は、会議室で行われていました。もちろん連絡は入れているものの、ドキドキしながら扉を開け入室。
主催のカウンセラーさんがお1人の方と話ししている真っ只中。10人ほどの人と椅子に座って一息ついたその瞬間・・・みごとに言葉がささりました。
「愛されたいは、弱音じゃないよ」
それはもうぶっ刺さったのでした。
こころに染みるどころか、どっかーんと大砲が飛んできたような衝撃。おかげで、ここ数日のモヤモヤが消えさりました。
カラッと晴れ渡り気分爽快。その後もウルっときたり、笑ったり忙しい時間でしたが、濃かった・・・。
言葉はただの呪文
言葉って、ただの呪文であり、セリフです。でも聞いた事が無い言葉は言えません。聞いたことが無いセリフはもちろん、言ったことの無い、自分の辞書にない言葉はつかえない。
さらに同じ言語であっても、人によって解釈が異なるわけで具体的かと思えば、じつは抽象的なことが多いので、解釈の部分を聴いて掘り下げるのが普段の私の仕事です。
相手と同じ呪文を使えれば、それはサクッと通じて意思疎通がスムーズになる。
つまり魔法になるということ。
午後に起こったこと
カウンセリングに参加したのも、自分の傾聴を深めるのにつながるから・・・という理由もありますが、なんだかモヤモヤが晴れないから。こういう時は新しい風に触れるのが一番。そんなわけでプロのお力をお借りしたのですが、モヤモヤの症状の原因と思っていたのが肩&うでのしびれ。
身体が痛い時、やる気もそがれますよね・・・。 ただ、原因が身体の症状から来ているのか、心からきているのか分からず、痛すぎて寝れないほどだったので、会のあとは大阪へ。
結論から述べると、自分を引っ張っていたのは、身体も過去の古傷でした。
身体の古傷発覚
体質なので、仕方がないとあきらめていましたが・・・私は靭帯が緩く以前、整形外科を10件ほどめぐって、ようやくついた診断がルーズショルダー(苦笑)
ボルトを入れて固定してもいいけれど、まだ大丈夫なレベルだし・・・と先生、エコーをしながら半笑い。(悪い意味ではなく、これ以上動かすと肩が抜ける!というのが分かるトーク&外の筋肉で支えていたので、筋肉厚いという意味の笑いです。)
鍛えているからいいけれど、これずっとトレーニングしてね、と。
はじめのころは毎日インナーマッスルを鍛えるために、筋トレしていたものの、続かない。結果腕がしびれるし、痛い。
原因は腕じゃない
今回大阪でお世話になった先生が一言。「あ~足ケガしたでしょ?こっち治さないと腕は治らないよ~~~~~~。運動なにしてたの?」
「右足の筋肉、つかえてないよ」
ええええ?確かに右足ばかり故障していましたけど・・・と思いつつ、見事にずれていたのがはまった感覚に。
使えていなかった筋肉のバランスから、先生に多分これは少し痛くなるけれど、悪いことじゃないからね~。バランス狂ってたから、整った証拠だよ。と、予言通り筋肉痛になる始末。
足と腕が引っ張り合いっこしている状態。
そら体中バキバキになるよね・・・と笑いながら思ったのは、筋肉はもちろん、筋膜、靭帯、骨、皮膚と身体全体をトータルで見れる先生に出会えたからこそ分かったこと。
10年以上前の運動での脚のケガが、左腕に影響を出しているとはつゆ知らず。そりゃ筋トレしても、カイロや鍼灸、整体にどれだけ通っても、治らないわけです・・・。
身体のケガも、自分を引っ張っていたのは自分の古傷。(自分では気づけない)心もまだ言葉になっていない部分を言語として、しっかり表現できている人に出会ったから、解決したのでした。
「○○してほしい」の何をしてほしいのかさえ、分からないこの状況。
甘えたかった、かまってほしかった、○○してほしかった・・・の全部は、私だって愛されたい!でした。
すごくシンプルな、本質的な欲求ですね。 今回のもやもやは本当に「大変でした」(笑)
さっさとプロに見てもらえば、足引っ張らずにすんだのにね(笑)自分のあしをひっぱっていたのは、やはり自分。
まあ、もがきたかったのでしょう。
ということでスッキリした8月を過ごせます。