文章を書くのがうまい人が、考えている事がわかる本。
文章を書くひと・書けない人の違いがスッキリわかる一冊。
書くのがうまい人が、どう考え文章を書く準備をしているのか?
「伝える」ことはもちろん、分かりやすく伝わる文章について基本的な思考プロセスがわかる一冊です。
もちろん、これを読んだからといって、すぐに文章が書けるわけではありません。
色んな場面の引用があり、サラッと読みやすく書かれているけれど、それを自分が書こうと思ったら実際は大変な準備が必要。
中身は濃厚で、具体例もたくさんありかなり厚みのある本です。
良い文章を書くのに必要なのは、どんな「質問」をするかということも、軽やかに書かれていて見落としがちです。
大切なことが盛り込まれすぎている!というのが率直な感想です。
「答え」が欲しい時に必要なのは、自分に「問う」事。
※ただし答えのでない質問をしても、答えは永遠に出ることは無いので、文章作成においてはこの本を参考に、オリジナルのフォーマットを作ってみました。
こうすることでサクッと文章が書けるようになります。
料理の下ごしらえと同じで、前処理をすること。文章を書く前の思考の整理について、手順がよくわかります。
料理も文章も大切なのは、正しい手順とバランスです。おいしいごはんをつくるのとおなじで素材を扱い、盛り付けるのと同じことです。
正しい準備をして、配分を考えれば美しく食べてもらえるように、自分の伝えたいことを伝えられます。
美味しい料理には、美味しい「レシピ」があるように独学で開発するよりも、先人の知恵をお借りするのがベストです。
この「レシピ探し」が一番大変なので、その手間暇を惜しまなかった人のみ手に入れられるギフトが山ほどあります。
思いつくままに書いてしまったので、文章用のマニュアル作成に励みます。
今週のお題「プレゼントしたい本」