Choice

好きをみつける→仕事にする、をサポートしている日々の記録

嫌なことを、大切にしてみる。(嫌なことを明確にしてみるの意味で、決して苦手克服ではありません。)

嫌なことを、大切にしてみる

  • 嫌を明確にすることで、みえてくるもの
  • コーチングやカウンセリングで1対1が大切な理由
  • 逆にグループの対話が効果をあげるとき

<嫌を大切にする>といっても嫌な事に取り組むのではありません。嫌なことに注目する、意識をあえて向けてみるという意味です。その目的はシンプルでその逆である好きを知る為。失敗は成功のもとなんていうように、嫌を通らずして好きを見つけるのは至難の業。

好きなことに取り組んでいる人は、大抵このことをしっています。(感性で行っている人もいますが、そういう人はこういう内容が必要無いので、この先は読まないでOKです。もし、お近くに話がかみ合わずに、あなたの事が羨ましいなんていう人がいた場合は是非、お伝えください。)

 

嫌を明確にする

嫌を明確にして、自分の中にある好きと向き会います。大切にと言っても、ただ嫌なことをピックアップしていくという意味です。

紙を半分に折って左側に<嫌い>を書き右側に<好き>の項目を作ります。

 

シンプルな作業なので、「ああこれ聞いたことある~」なんて言って<実際に紙に>書き出すという作業は、したことが無い人が多いです。苦笑

 

個人セッションで行う事

会話を通じてこれを行っています。ただ、話をしている最中で言葉が腹からでていないなぁ・・・と感じる人には、紙を渡して書いてもらいます。これは感覚的なものなので、なんとも言えないのですが大抵の人は本音を言うのが苦手だったりするので、タイプごとにアプローチを変えていきます。個人個人で経験も生きてきた過程も異なるので、内容はそれぞれ異なります。基本的には聴く内容は同じです。

 

1対1が大切

個人コーチングやキャリアカウンセリングを過去、対面で行っていて、紙に書くのはよくありました。事前にシートも用意して渡していますが、中途半端だったりすると突っ返しますし、この段階で被害者意識が高かったり、文章の読解能力の程度がわかるので、自分がお客さんにしたい相手は?(だれの役に立ちたいのか?)という質問を自分にすることで、仕事のテーマが明確になっていきました。

他人の目が気になるとか、見栄をはってしまうとか、そういうタイプの人は個人がおすすめです。

 

逆にグループの対話が効果をあげるとき

テーマを決めていたり、フリーでも不思議なのが同じテーマを持った人が集合するということ。自己開示ができる人、誰に何を聞かれても大丈夫とか、人前で泣いたり怒ったりするのができる人はグループのほうがお勧めです。例えば誰かが感情表現をすることで、同じ場に『ああ、こうやって出していいんだな~』と気づきを得るような人がいたり、一人の発言や感情開放が、別の一人の役に立つという場面にいつも遭遇します。

これをシンクロニシティと言いますが、まあ世の中うまくできています。

 

ただしこれは、主催者がいて成り立つことです。職場の愚痴大会で、こうはならないのはこのため。(場が作られていないと、こうはなりません。)