Choice

好きをみつける→仕事にする、をサポートしている日々の記録

レイプの相談、カウンセリングをするたびに思い返すことがあるので備忘録にしておこうと思う

レイプにあった人が、今日から生きるのが楽になる話

レイプにあって身近な人に相談するのは、やめた方がいい。さっさと婦人科に駆け込むことと、心理のプロに話を聞いてもらうこと。

 

世間の人は、「あんたが悪いのよ、色目使ったんでしょう?」とか、「自分の服装に問題があったんだ」とか、勝手な解釈で言いたい放題である。

 

みんな好きなことを言っているだけなので、あなたも好きに言い返していい。

 

一つだけ忘れないでほしいのが、レイプにあった人は何も悪くない。襲うやつがおかしい。キチガイだし、性欲をコントロールすることもできない人間にたまたま出会ってしまったということ。

相手が100%悪いし、決してゆるされることではない。

 

レイプに合わないこと

一番は、レイプに合わないこと。ただしこれは防ぎようがない。レイプに会うのが怖いので、家からでませんなんて言っては、人生を楽しめない。ここで一つのエピソードを紹介したいと思う。

 

レイプにあっても、あなたの価値は変わらない

「この国ではレイプには、くれぐれも注意してください。例えレイプにあったからと言って、自殺しないでくださいね。」

 

これは10代の人向けに行われる、教育の現場での言葉だ。

 

ある国へ留学する人々に向けて、行われる事前の講座で言われる話である。日本だとちょっと信じられない教育だけれど、性から逃げないこと。性教育を避けないことで、事前の準備ができる。

現在の、日本の性教育はとにかく中途半端である。

 

オープンにならないだけで、日本においても性犯罪は多い。家庭で小学校低学年の時に性を伝えることで、子供を守ることができると考えている。

 

災害時のレイプ被害

震災などの自然災害で、犯罪率が増えるのだけれど、神戸の阪神大震災時からレイプの被害は常に起こっている。東北でも然り。熊本ではレイプ被害にあわないためにという情報が沢山発信された。

 

女を出さないというのは、一つの手段ではあるが、それは災害時や非日常の話。普段お洒落をするのは、自分の喜びだし、マナーでもある。

ケースバイケースだから、使うところを間違えないでほしい。そしてもしレイプにあった人がいたら、専門のカウンセリングを受ける事と、余裕があるならばただ一緒に普通にすごしてほしい。

 

なにも言わないから、そばにいてというやつだ。

 

ちかんも同じで、あなたは悪くない

チカンについても、セクハラについても同じで、あなたは何も悪くない。一番大切なことは、絶対にひるまないこと。もしチカンをされたなら、しっかりNOをいう事。

 

そして大きな企業にいるのならば、しかるべき部署に通達すること。弁護士を介して、示談にもちこめば慰謝料の相場は10~30万円。組織内であっても警察に届けることはできる。

お金もしっかり請求すること。ただし、残念ながら自分からOKと捉えられかねない行動をしている人も少なくないので、仕事場で訴える場合には、メールや画像などの証拠と日時、時間などの記載が必要になる。